リソ活♡

毎日リソルまみれ

リソルと初デート♡inモンスター格闘場

ナドラガ神やらエステラやらオルストフやらと色々あって一件落着し、グランゼドーラの公園でホーローの目の前から主人公が姿を消すまでの頃の事。
バージョンでいうと3が終わって4が始まる前の空白の期間。

今日、何故か主人公はリソルとモンスター格闘場を見に行く約束をしている。
先日、ミランの故郷であるアラハギーロについて説明している時にモンスター格闘場の話題になった。
主人公の仲間モンスターも参加しているというとリソルが

「へぇ、アンタのいうこと聞くモンスターなんているんだね。見てみたいな」

と食いついてきたのだ。

これはデート、なのだろうか。付き合ってないからデートとは言わないのだろうか。デートと言わないならなんだと言うのだろうか。
そんな事を考えながら待ち合わせ場所のモンスター格闘場の前に着いた。もう、約束の時間なのだがリソルの姿が見えない。リソルにからかわれたのかと、ガッカリして帰ろうとしているとセラフィが声を掛けてきた。

「あれ?主人公さんだ!チョメ…じゃなくてカレヴァンさんは元気?」

f:id:historicanozuttomo:20191021155851p:plain

主人公は元気と答えようとして気付いた。
ここは真じゃなくて偽のアラハギーロだ!
主人公はブレイブストーンを握りしめ
外にある勇気の石塔に向かって全速力で走り出した。
真のモンスター格闘場の前に着くと仏頂面で腕を組んだリソルが待っていた。主人公は謝り、事情を一生懸命説明したが偽とか真とか言われてもルシェンダのような賢者でもなければ理解出来ないだろう。
それでも、主人公の必死さが伝わったのか

「…分かった。じゃあ行こう」

と怒りは収まったようだ。

格闘場を興味津々にあちこち見やるリソルを魔物管理人のミリィのもとへ案内し
主人公の仲間モンスターを紹介した。

マドハンドはいないの?」

とリソルが訊いてきた。
仲間に出来ない、と言うと少し残念そうだった。

「…結構アンタになついてんだね。モンスター同士も仲良さそうだし」

ふと、周りに興味無さそうに隅でうずくまっているキメラが目に留まる。魔物管理人のミリィが溜息をつきつつ言う。

「あのキメラはいっぴきおおかみな性格だからなつかないし他のモンスターとも協力しようとしないんです」

「…ふうん」

リソルがポケットをゴソゴソしてキメラのつばさを取り出した。そしてリソルがつばさをキメラの前に放り投げるとキメラは喜んでつばさを受け取った!

「あら、珍しい!」

とミリィも驚いた様子だ。

「あのキメラ、リソルさんになついたみたいですよ!すごいですね!」

ミリィが尊敬の眼差しでリソルを見つめる。突然褒められてリソルも照れ笑いだ。
このままではミリィもリソルになつきそうな気配なので主人公は慌ててリソルを受付へ引っ張っていく。

係のベアータのもとで受付を済ませモンスターの対戦を観戦する。先程のキメラがリソルのお陰か生き生きとしていて大活躍だった。
観戦が終わるとリソルが用事があるとの事で早めの解散となった。

「モンスター格闘場、面白かったな。また行こう」

というリソルに主人公は「リソルにこれ以上ミリィを会わせたくない」と思い「今度は違う場所にも行ってみよう」と返事をした。
今度という言葉に脈ありだと感じたのかリソルは笑顔で

「そうだね。色々な所に行こう」

と答えた。